眉毛アートメイクの失敗例とリスク！後悔しないための対策を紹介

すっぴんでも、メイクをしたかのような眉毛をキープできる「眉毛アートメイク」。しかし、一部では「希望通りのデザインにならなかった」など、眉毛のアートメイクに失敗してしまった人の意見も見かけますよね。そこでこの記事では、眉毛アートメイクの失敗例とリスクを紹介します。眉毛アートメイクで失敗しないための注意点や、事前準備も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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アートメイクで失敗する可能性はある？

眉毛アートメイクで失敗する可能性は、ゼロではありません。アートメイクとは、皮膚の浅い部分に医療針で細かい傷をつけて、色素を注入する医療行為であり、施術のほとんどは人の手で行うため、仕上がりは担当者の技術力によって大きく異なります。

そのため、必ず自分の理想の仕上がりになるとは限りません。イメージ通りの仕上がりにしてもらうためには、施術担当者とイメージをすり合わせることが重要です。

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眉毛アートメイクの失敗例と対策

眉毛アートメイクの施術で、後悔しないためには、主な失敗例とその対策方法を把握することが大切です。ここでは眉毛アートメイクの失敗例と、後悔しないための対策を紹介します。

眉毛が左右で非対称になってしまった

カウンセリングを慎重に行い、顔の動きまで考慮した上でデザインを決めないと、眉毛が左右非対称になる場合があります。そのため、カウンセリングを丁寧に行ってくれるクリニックを選ぶことが重要です。

眉毛アートメイクをする際に、左右の眉毛が対称になるよう、専用の定規で線を引いているクリニックもありますが、表情のクセによって、眉毛の片方のみが上がったり下がったりすることもあります。そのため当院では、表情のクセもチェックした上で、どんな表情でもなるべく左右対称に見えるよう計算し、眉毛のデザインを決めています。

眉毛の角度や太さがイメージと違った

「眉毛の角度や太さなどが希望のデザインと違う」といった失敗もあります。原因として、カウンセリングで、施術者に希望イメージが伝わっていなかったことが考えられます。

そのため、カウンセリング時は自分の理想とするイメージの画像を用意するなど、眉毛のデザインをしっかり伝えることが大切です。

また、眉毛アートメイクの施術当日は、いつも通りのメイクをしていくのがおすすめです。普段のメイクを参考にして眉毛のデザインを決められるため、メイクとアートメイクのミスマッチが起きにくいです。当院では骨格や目鼻とのバランス、表情のクセなどから総合的に判断し、眉毛アートメイクのデザインを決めています。

眉毛が濃すぎてしまった

眉毛アートメイクの施術後に「色が濃く入った」と感じることがありますが、これは失敗ではなく施術直後によく起きる通常の反応です。もともと眉毛が薄い方は特に、何もなかったところに色素を注入するため「濃く色が入ってしまった」と感じることもあるでしょう。施術から数日経つと、色が落ち着きますのでご安心ください。

当院では、眉毛だけが濃く浮いてしまわないよう、すっぴんでも浮きにくい眉毛のデザインを重視しています。1回目の施術では、少し短く細いデザインでアートメイクの土台を作り、2回目でデザインを微調整し、完成形を作ります。

クリニックによっては、1回目からしっかりと色素を入れるところもあるので、どういう方針で施術を進めるのか、事前に確認しておきましょう。

変色してしまった

色素の種類や生活習慣、時間の経過によって、アートメイクの色素がまれに変色してしまうことがあります。一般的に、アートメイクの施術から1〜2年経つと、変色する可能性があります。アートメイクの色を綺麗に保つためには、施術箇所を紫外線に当てないことが大切です。アートメイクの施術から2週間はUV効果が期待できる日傘や帽子を活用してください。

また、アートメイクの色素は刺青に比べると、変色が起きにくいとされていますが、一昔前の安価な色素だと変色が起きやすいようです。眉毛アートメイクの仕上がりは、注入する色素によって大きく左右されるため、事前にクリニックへ使用している色素の種類を確認するようにしましょう。具体的には、アメリカのFDAやヨーロッパの安全規格（CE）の認可が降りている色素がおすすめです。

もし眉毛アートメイクが変色してしまった場合は、医療資格を有しているクリニックであれば、リタッチが可能です。変色してしまった箇所に別の色素を入れ、希望の色味に調整することで、変色をカバーできます。

ベタ塗りで不自然になってしまった

海苔を貼り付けたような立体感のない眉毛になってしまうケースもあります。これは、海外のアートメイククリニックや安価な美容サロンなど、一昔前のアートメイク技法を採用しているところで起こりやすいです。

最近では、極細の医療針を使い、自眉のような毛並みを表現する「ストローク」という技術や、医療マシンの進化によって、本物の眉毛のように見えるデザインが可能となりました。安さだけでクリニックを選ぶのではなく、採用している技法についても確認するようにしましょう。

1回ではすぐに消えてしまった

初めてアートメイクをする場合、色の定着率は30%程度とされています。そのため、1回の施術でアートメイクが消えてしまっても、失敗したとは限りません。

一般的にアートメイクを1回で定着させることは、難しいとされています。身体にはもともと、体内に存在しない物質を体外へ排出しようとする働きがあるため、アートメイクの経験がない方は、色素を異物とみなして身体から排出しようとします。そのためアートメイクの初回は色素が定着しにくく、多くのクリニックでは、施術は2回セットが基本です。

また、失敗を防ぐために、あえて1回目の施術は控えめに色素を入れる意味合いもあります。個人の肌質や生活習慣によって、1回目でどれだけ色素が定着するかはわからないため、最初から色素をしっかり注入するのはリスクがあります。

まずは1回目で色素定着の土台やデザインの基盤を作り、2回目の施術でしっかり色素を入れてデザインを完成させるのがおすすめです。

ちなみに、2回目の施術は、1回目の施術から1ヶ月半以上の期間を空ける必要があります。アートメイクの完成には時間がかかるため、特別な日のためにアートメイクをしたい方は、時間に余裕を持って検討しましょう。

感染症にかかってしまった

不衛生な美容サロンで施術を受けたり、間違ったアフターケアをしたりしてしまうと、感染症にかかるリスクがあります。アートメイクは皮膚の浅い部分に、医療針を刺してインクを注入する施術なので、皮膚に細かい傷がつきます。そのため、衛生管理を徹底しないと傷口から細菌が入り、化膿や感染症を引き起こす危険性があります。

感染症にかからないためにも、必ず医師や看護師が常駐しているクリニックで施術を受けましょう。多くのクリニックでは、衛生管理を徹底しており、針などの患者様に直接触れるものは、使い捨てです。

また、クリニックで施術を受けた後でも、その後の過ごし方が原因で感染症を起こす可能性もあります。施術から数日程度経つと施術部位に瘡蓋ができ、かゆみを感じるケースもありますが、無理に剥がすと雑菌が入ってしまうリスクがあるため、施術部位にはできるだけ触れないようにし、自然に瘡蓋が剥がれるのを待ちましょう。施術後は、施術担当者の指示に従い、正しくアフターケアをすることが大切です。

当院では、アフターケアとして施術箇所に塗る軟膏を出しています。施術部位を清潔に保ち、感染症を防ぐ効果や傷口の保護が期待できるので、使い方を守って塗るようにしましょう。

傷跡が残ってしまった

経験が浅く技術力の低いところで施術を受けると、アートメイクによる傷跡が残ってしまう可能性があります。特に美容サロンで施術を受けた場合に、傷跡が残るケースが起こっており、近年問題になっています。

本来アートメイクは、真皮層の1番浅い層までしか医療針を入れません。しかし、技術力が身についていないスタッフが施術を担当すると、真皮層の奥まで針を入れてしまう危険性があります。それにより、ダウンタイムが終了しても傷跡が消えない、といった被害が発生しています。

そのため、経験豊富で来院者数の多い医療機関でアートメイクを受けることが重要です。特に、眉毛アートメイクは目の近くを施術するため、慎重にクリニックを選びましょう。

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知っておきたいアートメイクのリスク

大事な体に入れるものだからこそ、事前にしっかりリスクを把握することが重要です。ここからは、眉毛アートメイクのリスクについて紹介します。

1回では完了しない

1回の施術だけでは、色素があまり定着しないため、最低でも2回以上の施術が必要です。1回のみの場合、ダウンタイム終了後に色素が消えたり、まばらに残ったりする可能性があります。また、2回施術を受けることで、1回目の施術で色素の定着度合いを見て、2回目以降の施術でデザインを調整することができるので、失敗もしにくく色素も定着しやすくなります。

ちなみに、アートメイクの持続期間は、個人差はあるものの1〜2年程なので、薄くなってきたらその都度リタッチを行うのがおすすめです。崩れてしまったデザインや色味を修正することで、きれいな眉毛をキープできます。

痛みや腫れはゼロではない

アートメイクは皮膚に医療針で細かい傷をつけて、色素を注入する施術なので、施術中は多少痛みを感じます。しかし、痛みの感じ方には個人差があるため、麻酔をしても痛いと感じる方もいれば、施術中に寝てしまう方もいます。多くのクリニックでは麻酔を用意しており、施術中の痛みが強い場合は麻酔を追加することも可能です。

また、施術後はヒリヒリとした痛みや赤み、腫れが起こる可能性もあります。最も腫れるのは施術日の翌日で、基本的には2〜3日経つと症状が落ち着きます。アフターケアとして、施術後に保冷剤を巻いた清潔なタオルなどで押さえると、腫れが落ち着きますよ。

一度施術したら簡単には消せない

もし眉毛アートメイクに失敗して、デザインを消したい場合は、専用の除去施術が必要になります。主な除去施術には、レーザー・切除・除去剤・除去クリーム・色素注入によるカモフラージュの5種類があります。クリニックによって採用している除去方法は異なるため、施術を受ける前にどんな除去施術の方法をとっているのか、確認しておきましょう。

ただし、どの除去施術にもリスクが伴い、完全に色素を除去できるとは限りません。例えば、眉毛のアートメイクをレーザーで除去した場合、脱毛してしまうリスクもあります。将来、眉毛が生えにくくなるケースも考えられるので、クリニック選びは慎重に行いましょう。

肌トラブルのリスクもある

アートメイクによる傷から細菌が感染すると、化膿してしまうリスクがあります。リップアートメイクの場合、一時的に唇に大きな負担がかかることで、水ぶくれのような小さなぷつぷつが現れる「口唇ヘルペス」という感染症を発症するケースもあります。

当院では、深刻な肌トラブルを未然に防ぐため、以下に該当する方はアートメイクの施術をお断りしております。

・施術箇所周辺に傷や重度のニキビがある方
・妊娠中の方
・重度の金属アレルギーのある方
・アトピー性皮膚炎のある方
・ケロイド体質の方
・皮むけ・赤みが生じるスキンケアを使用している方

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失敗しないために！ダウンタイム中の注意点

アートメイクの色素を定着させたり、肌トラブルを未然に防いだりするためにも、ダウンタイム中の行動が非常に重要です。「アートメイクで失敗した」と後悔しないためにも、ダウンタイム中の注意点を解説します。

軟膏で保湿する

多くのクリニックでは、アフターケアとして施術箇所に塗る軟膏を渡しています。アートメイクをすると、施術箇所が乾燥し細菌が侵入しやすくなるため、軟膏で施術部位を保護する必要があります。最低でも1週間は、毎日軟膏を塗って施術箇所を保湿しましょう。

また、使用する軟膏は市販のものではなく、クリニックで処方されたものを必ず使いましょう。クリニックで処方された軟膏は、シンプルな成分で肌トラブルが起きにくいものを選んでいます。市販の軟膏は、ダメージを受けた肌に使用しても問題ない商品か、判断がつかないため避けましょう。

メイク・洗顔・クレンジングはNG

アートメイクの施術後は、非常にデリケートな状態です。そのため、施術箇所のメイクやクレンジングは、施術後1週間は控えましょう。

また、洗顔も施術当日は禁止です。翌日は洗顔料は使用せず、水で洗い流す程度ならOK。洗顔料は施術から1週間が経ったら使用しましょう。色素をしっかり定着させるためにも、眉毛を水で濡らさないように気をつけてくださいね。

日焼けを避ける

施術後2週間は日焼けを控えましょう。紫外線を浴びて日焼けをしてしまうと、ターンオーバーが早まってしまい、退色や変色の原因となります。そのため、施術後はしっかり日焼け対策をすることが大切です。

ただし、施術後1週間は肌への刺激になるため、日焼け止めの使用はNG！サングラスや帽子、日傘など別のアイテムで紫外線から肌を守りましょう。

代謝を上げる行為をしない

アートメイクの施術直後に代謝を上げてしまうと、傷口から色素が排出されやすくなったり、ひりつきや赤みがひどくなったりすることがあります。そのため、施術後1週間は、下記のような代謝を上げる行為を控えましょう。

・ランニングなどの汗をかくような激しい運動
・入浴（シャワーはOK）
・サウナ、岩盤浴
・飲酒

また、傷口から雑菌が入るのを防ぐため、プールや温泉など不特定多数の人が利用するような大衆浴場も、施術後1週間は控えましょう。

施術前後での美容施術はNG

アートメイクの施術前後に、肌のピーリングや脱毛、整形、ヒアルロン酸・ボトックス注射などの美容施術は控えましょう。

ピーリングをすると肌に負担がかかり、直後にアートメイクをすると肌トラブルを引き起こしたりうまく色素が定着しなかったりする可能性があります。これはエステサロンや美容クリニックでの施術はもちろん、自宅で使うピーリング作用のあるスキンケアもNGです。

また、二重整形やヒアルロン酸、ボトックス注射などの美容整形をすると、腫れなどで普段の顔の状態と異なります。その人に合った眉毛アートメイクに仕上がらない可能性があるため、美容整形のダウンタイムが終わり、傷が完治してから施術を受けるようにしましょう。

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失敗しないためのクリニック選び

クリニック選びに失敗しないためにも、主に以下のポイントを確認してみてください。

・医療機関かどうか
・症例数が多いか
・自分のイメージに近い症例はあるか
・認可を受けた色素を使用しているか
・アートメイクの資格を有した施術者がいるか
・デザインの傾向は自分の好みに近いか

アートメイクをするには、医師又は看護師の資格が必須です。加えて、アートメイクに関する資格も、クリニックを選ぶ際の1つの基準になります。当院ではアートメイクの有名資格「Phibrows Artist」などの資格を保有したスタッフが多数在籍しています。

また、症例写真を確認しデザインの傾向を掴むことも重要です。過去の症例に、自分の希望に近いデザインはあるかを確認しましょう。ただし、初めてアートメイクをする方は、しっかりメイクしたような、色が濃く個性的なデザインよりも、ナチュラルなデザインを選ぶのが無難です。メイクの好みや流行が変わっても、不自然な印象になりにくいでしょう。

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技術力の高いクリニックを選ぼう！

眉毛アートメイクで失敗しないためには、技術力の高いクリニックで施術してもらうことが重要です。当院は、アートメイクスクールを運営しており、確かなスキルを持ったスタッフが数多く在籍しています。業界初の「フチをぼかしたリップアートメイク」の技術を開発したり、遠方や海外のお客様にもご利用いただいたりと、実績が豊富です。経験豊富で技術力の高いアートメイクをしたい方は、ぜひアートメイクギャラリーにご相談ください。

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